ミャンマーの生活情報
ミャンマーでは、日本とは違う生活環境になります。こちらではミャンマーの基本的な生活情報をご案内いたします。
電気について
ミャンマーのインフラの最大の問題のひとつが電力、電気です。年々改善されてきておりましたが、クーデター以降、計画停電を実施するなど停電が頻発しております。
特に乾季(11月~5月)は一日に8時間以上停電する日も当たり前のようにあります。
同時期より燃料費も以前の数倍と高騰しており、コンドミニアムの電気代もおよそ3倍と異常な状況が続いています。
(月々の電気代にジェネレーターの燃料費も含まれます)
従って、現在は光熱費やWIFI,ルームクリーニング代等が全て賃料に込みになっているウィズレジデンス等のサービスアパートやホテルの長期滞在用の部屋を利用される方が多くなっています。
ミャンマーではまだまだ電気容量も十分ではありませんので、消費電力の大きい電子レンジ、ポット、IHヒーターなどを使用される際には他の電気製品との併用は極力避けて下さい。
万が一、ブレーカーが作動して遮断された場合には落ち着いて使用していた電気器具のスイッチを切ってから復旧を試みて下さい。
またミャンマーでの火災の原因の多くは漏電によるものです。電圧が不安定なため、モーターを使用するエアコン、冷蔵庫などには安定器を設置してありますが、エアコンについては長時間の連続使用はお避け下さい。
火災を起こしてしまうと居住者の責任となりますし、危険ですから外出時にはエアコンをはじめ使用していないコンセントは抜くようして下さい。
水道について
ミャンマーでは水道水、地下水が使用されていますが、ともに飲料水には向きませんのでご注意下さい。弊社の物件の全てにウォーターサーバーを設置し、宅配の飲料水ボトルを定期的に納品しますので、そちらをご利用ください。(単身であれば週に2本あれば十分です)
水道水は洗顔やシャワーなど日常で使用する分にはさほど問題ないかと思いますが、地域によっては水質が悪いところもありますので、ご注意ください。
弊社では必要なお部屋に浄水器を設置しており、飲むことはできませんが、シャワー、洗濯などには支障のないようにしております。浄水器のフィルターについても定期的に交換しております。
またお水に関するトラブルは日常茶飯事ですが、水漏れ等の故障については原則当日内に修理をしておりますので、弊社カスタマーサービスまでご連絡下さい。
ガスについて
ミャンマーのオーナーさんの多くはガスは危険だと思っているので、ガス台を設置しているお部屋は少ないです。そのため、IHが一般的です。
ガスコンロがあるお部屋の方は使用していない時は元栓を閉めるようにして下さい。
ガスがなくなった場合にはご連絡いただければ交換致します。
トイレについて
トイレを使用する際にはトイレットペーパーの使いすぎにはくれぐれもお気をつけ下さい。
市販のトイレットペーパーは品質が悪く、水に溶けにくいのですし、配管も細いため排水が詰まりやすいです。
もし詰まらせてしまった場合はご本人様の負担になりますので、弊社にて備え付けのウォシュレットを上手くご利用いただき、一度に流し過ぎないように気を付けて下さい。
インターネットについて
インターネット環境については、近年劇的に改善されてきております。
しかしながら、何らかの原因で不通になることもしばしばありますので、その際はご連絡いただければ業者の手配をし、最短で接続可能になるようにしております。
また、高速で安定したインターネット接続環境が必要な方には最適な方法をご提案させていただきますので、ご相談ください。
TVについて
弊社のお部屋は全て日本のTV番組が視聴できるEV-Pad(50ch以上)を設置しておりますので、民放各社をはじめ映画、スポーツ、音楽などの番組がお楽しみいただけます。
また1週間分の録画機能もありますので、見たい時に好きな番組を観ることもできるので非常に便利です。
虫について
亜熱帯地域であるヤンゴンでは、全般的に衛生状態が悪いためゴキブリやハエ、蚊などが家庭においても発生します。
ゴキブリやハエについては、台所を中心に常にきれいにしておくことが重要です。
また、テーブルなどに食品を放置しておくとすぐに蟻がたかってしまいますのでご注意ください。
蚊については、特に雨季には要注意です。デング熱などの感染症の原因ともなりますのでご注意ください。
弊社の物件には網戸を導入するなど対策を講じておりますが、同時に電気式蚊取り器や殺虫剤の併用をお勧めいたします。
また、ヤモリもよく部屋でみかけることがあると思いますが(我々にはどうしようもありません)、特に害はないので気にしないで下さい。“キーキー”と鳴き声がしたらそれはヤモリです。
湿気について
6月から10月までの雨季は特に湿気が多く、油断すると至る所にカビが生えてしまいます。当然ですが、換気はマメに行いましょう。
部屋の扉やクローゼットなども閉め切らずに少し開けておくくらいがいいと思います。また、防カビ剤などを置くなどして対策してください。靴、鞄などの革製品とスーツなどの保管には特にご注意ください。
騒音について
敬虔な仏教徒の多いミャンマーでは街のあちこちにパゴダや僧院が点在しております。また、地域によってはヒンズー教やイスラムの寺院があるところもあります。
お祈りや鐘の音などが早朝や深夜に聞こえることもありますが、宗教が生活に密着しているミャンマーでは仕方のないことです。弊社では事前に調査の上、そのような地域での物件は提供しませんが、普段静かなところでもお祭りのときなどは、スピーカーから大音量が夜中まで続くようなことがあるかもしれませんが、一時的なことですのでご容赦ください。
万一、近隣住民の生活騒音が気になるような場合にはすぐに対処いたしますので、弊社カスタマーサービスまでご相談ください。
土足禁止について
ミャンマーでは日本と同じように部屋に入る時は靴を脱いで生活するのが一般的です。 弊社の物件には玄関マットと靴置場を設置しておりますので、ご利用ください。
鍵について
ミャンマーは比較的治安は良いと言われておりますが、空き巣等の被害はありますので、外出時には必ず鍵を掛けるようにして下さい。玄関の門扉の鍵も掛けることをお勧めします。
ご入居時にお部屋の鍵を2セットお渡しいたします。合鍵をお造りになった場合には退去時に必ず返却をお願いいたします。
万一、紛失された際には直ぐに弊社カスタマーサービスまでご連絡ください。錠前の交換費用はお客様のご負担となります。
水道光熱費について
銀行口座引き落としなどの制度が整っていないミャンマーでは本来、利用者は毎月水道光熱費を直接窓口に、支払いに行かなければなりませんが、大変混雑して時間がかかりますので、弊社では入居者様から戴いた家賃より代行してお支払いいたします。
電気代の大幅値上げに伴い各部屋上限を設けさせていただいておりますので、節電を心掛けて下さい。
住民登録について
ミャンマーの法律により、ホテル以外に宿泊する外国人はすべて地区の管理事務所(イミグレーション)に届出が必要です。(必須です)手続きに関しては弊社でもがサポートさせていただきますが、、手続き料として$50申し受けます。